彫刻の寺で、心やすらぐひとときを。柴又帝釈天の魅力を探る

江戸の粋と人情が息づく、下町のパワースポット

京成柴又駅を降りて参道を歩くこと約3分、東京・葛飾区に佇む柴又帝釈天に到着しました。正式名称は「題経寺」ですが、江戸時代から「帝釈天」の名で親しまれているこの寺院は、400年近い歴史を持つ日蓮宗の古刹です。境内に足を踏み入れると、精緻な木彫りが施された「彫刻の寺」としての風格が感じられます。特に帝釈堂を飾る法華経説話の彫刻群は圧巻で、訪れた人々は皆、その美しさに見入っていました。また、奥には美しい日本庭園「邃渓園」が広がり、都会の喧騒を離れて心安らぐ時間を過ごすことができます。
映画「男はつらいよ」の舞台となった風情ある参道とあわせて、多くの人々に愛されている理由を実感しました。

おすすめポイント3選

  • おすすめポイント1

    1.圧巻の彫刻ギャラリー

    帝釈堂の壁面を飾る10枚の胴羽目彫刻を間近で見ることができました。法華経の物語を立体的に描いたこれらの芸術品は、大正末期から昭和初期にかけて、当代随一の名工たちが技を競い合って完成させたものです。欅の木目を生かした彫刻は、一枚板から彫られたとは思えないほどの立体感と迫力があり、細部まで見れば見るほどその精巧さに息をのみます。仏教美術としてだけでなく、日本の伝統的な職人技の結晶としても非常に価値の高いものだと感じました。

  • おすすめポイント2

    2.美しい日本庭園「邃渓園」

    彫刻ギャラリーを抜けると、目の前に広がるのが昭和初期に造園が始まり、約40年の歳月をかけて完成した池泉回遊式庭園「邃渓園」です。自然の渓谷美を表現しており、その名の通り、奥深く静かな雰囲気が漂っています。大客殿の縁側に座って庭園を眺めると、まるで一枚の絵画を見ているかのような感覚になりました。訪れた日は初秋で、緑の木々が美しく、池に映る景色も見事でした。四季折々の花々や木々が彩る美しい景色は、訪れる人々の心を和ませ、都会の喧騒を忘れさせてくれます。

  • おすすめポイント3

    3.風情あふれる参道散策

    京成柴又駅から帝釈天へと続く約200mの参道を歩いてみました。今もなお昔ながらの風情を残すこの通りには、名物の草だんごを売る店や、川魚料理の老舗などが軒を連ねています。店先からは香ばしい香りが漂い、歩いているだけで心が躍りました。映画「男はつらいよ」の舞台としても知られるこの参道は、寅さんの世界観に浸りながら、食べ歩きや買い物を楽しむことができます。どこか懐かしい下町の雰囲気を満喫できる場所です。

料金・割引情報

項目 内容
料金
  • 境内:無料
  • 彫刻ギャラリー・邃渓園(共通拝観券):大人400円、小中学生200円
割引 団体割引:20名以上で拝観料100円引き

その他のおすすめ情報

柴又帝釈天を訪れた際には、ぜひ周辺の観光スポットにも足を運んでみてください。映画「男はつらいよ」の世界に浸れる「葛飾柴又寅さん記念館」や、美しい庭園と歴史的建造物が見事な「山本亭」は、帝釈天から徒歩圏内にあります。また、参道では名物の草だんごの食べ比べを楽しむことができ、老舗のうなぎ料理も絶品でした。季節によっては限定の御朱印も頒布されるので、参拝の記念にいただくのも良いでしょう。下町情緒あふれる柴又の街を、心ゆくまでお楽しみください。

 

参考文献

INFO基本情報

名称 柴又帝釈天
(シバマタタイシャクテン)
電話 03-3657-2886
住所 〒125-0052 東京都葛飾区柴又7-10-3 アクセス
開門時間 5:00~20:00
諸施設の営業時間 ・彫刻ギャラリー・邃渓園:9:00~16:00
・御守り・お焚き上げ:9:00~16:00
・朱印受付:9:00~16:30(土日祝17:30)
公式URL https://www.taishakuten.com/
公式SNS

MAP&ACCESSアクセス

◾️公共交通機関をご利用の場合​
 ・京成線「柴又駅」下車。徒歩3分。
 ・北総公団線「新柴又駅」下車徒歩12分。
 ・JR小岩駅より京成バス(金町行)に乗り15分程、「柴又帝釈天」下車。
 ・JR金町駅より京成バス(小岩行)に乗り5分程、「柴又帝釈天」下車。
◾️お車をご利用の場合
 ・蔵前通りまたは水戸街道から 柴又街道に入り、柴又帝釈天前交差点を江戸川河川敷方向へ。
TEL:03-3657-2886

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