2026.06.11
2026 FIFAワールドカップを東京で楽しもう!観戦スポット・スポーツバーガイド
by ぐるっと東京
昔ながらの湯文化から、サウナも楽しめる銭湯時間まで。
東京で気軽に立ち寄れる、ローカルな湯めぐりスポットを紹介します。
東京には、昔ながらの暖簾やタイル絵が残る銭湯から、サウナや水風呂を備えた銭湯まで、日常の中で気軽に楽しめる湯文化があります。観光の合間に立ち寄ったり、仕事帰りに汗を流したり、休日に下町散策とあわせて訪れたりと、銭湯は東京らしいローカル体験のひとつです。この特集では、初めて銭湯を利用する人にもわかりやすい入浴マナーや持ち物、利用前に確認したいポイントを紹介しながら、東京で立ち寄りたい銭湯スポットをまとめました。
銭湯は、地域に根づいた公衆浴場として長い歴史を持ちます。東京では明治・大正時代から続く老舗銭湯が今も営業を続けており、高い天井、富士山のペンキ絵、青と白のタイル、木製の脱衣棚といった昔ながらの空間が、日常の中の非日常として多くの人を惹きつけています。
観光客にとっては、ホテルのバスルームでは体験できない「地元の日常」に触れる機会になります。都内在住者にとっては、自宅の浴槽とは違う広い湯船でゆっくりと体を伸ばせる場所として、仕事帰りや週末の習慣になっている人も少なくありません。浅草・上野・北千住・押上といった下町エリアには銭湯が集まっており、散策と組み合わせて楽しむコースとしても人気があります。
近年は、サウナや水風呂を備えた銭湯も増えています。サウナは「銭湯の中で楽しめる要素のひとつ」として定着しており、銭湯料金に少額を追加するだけで利用できる施設が多いため、初めてサウナを体験する人にも入りやすい環境が整っています。
下町に残る銭湯の暖簾
銭湯は公共の浴場です。初めて訪れる場合でも、基本的なマナーを知っておけば安心して利用できます。以下に、利用の流れと守りたいポイントをまとめました。
持ち物について
タオルや石けん、シャンプーは持参するのが基本ですが、多くの銭湯では販売またはレンタルにも対応しています。手ぶらで立ち寄れる施設も増えているため、事前に公式サイトで確認しておくと安心です。
東京の銭湯の中には、サウナや水風呂を備えた施設が多くあります。スパ施設とは異なり、銭湯のサウナは入浴料に少額を追加するだけで利用できるケースが多く、気軽に体験できるのが魅力です。初めてサウナを試してみたい人にとっても、銭湯のサウナは入りやすい選択肢のひとつです。
木の温もりが感じられるサウナ室
銭湯でおなじみの黄色い洗面器
サウナを利用する際は、入浴と同様に体を洗ってからサウナ室へ入ります。水風呂に入る前は汗をしっかり流し、サウナ室内では静かに過ごすのがマナーです。初めての場合は無理をせず、短時間から始めるのがおすすめです。
サウナ利用の基本
サウナは入浴料とは別料金になる場合があります。また、施設によってはサウナ専用のタオルが必要なこともあります。利用前に料金や必要なものを確認しておきましょう。
銭湯は施設ごとに設備やルールが異なります。初めて訪れる場合は、以下の項目を事前に確認しておくとスムーズに利用できます。
下町の風情が残る老舗から、サウナ設備が充実したリニューアル銭湯まで、東京各地の個性ある銭湯を10軒紹介します。目的やエリアに合わせて、自分に合った一軒を見つけてみてください。なお、営業時間・料金・定休日は変更になる場合があります。訪問前に公式サイトでご確認ください。
台東区・上野御徒町
昭和初期の建築様式を今に伝える、上野御徒町エリアの老舗銭湯。高い天井と富士山のペンキ絵が印象的な浴室は、昭和の銭湯文化をそのまま体感できる空間です。朝6時から営業しており、早朝の一風呂としても利用しやすい施設です。上野・御徒町エリアの観光と組み合わせて立ち寄るのにも適しています。
足立区・北千住
昭和2(1927)年から営業を続ける北千住の老舗銭湯。瓦屋根の建物と、敷地内に広がる日本庭園が特徴で、錦鯉が泳ぐ池や四季折々の草花を眺めながら縁側でくつろぐことができます。「キングオブ縁側」とも称される湯上がりの縁側時間は、ここならではの体験です。女湯にはサウナも完備されており、毎週水曜日に男女が入れ替わります。
台東区・鶯谷
鶯谷駅から徒歩約3分の場所にある、東京最大級のビル型銭湯。4フロア構成で、炭酸泉・露天岩風呂・サウナ・日替わり薬湯など設備が充実しています。男湯には高温湯と大きな水風呂、女湯には塩サウナも備えており、銭湯でのサウナ体験を存分に楽しめます。2階の食事処「こもれび」では湯上がりに食事やお酒も楽しめます。
墨田区・錦糸町
昭和7(1932)年創業の老舗銭湯が、2020年のリニューアルで洗練された空間へと生まれ変わりました。国産ヒバ材と麦飯石を使用したオートロウリュサウナ(男湯)と、国産ヒノキのセルフロウリュサウナ(女湯)を備え、サウナ好きからも高い評価を得ています。フロント横の「番台バー」ではクラフトビールやノンアルコールドリンクを楽しめ、湯上がりの時間をゆっくり過ごせます。
渋谷区・渋谷
大正5(1916)年創業の老舗銭湯が、2018年の大幅改装でデザイナーズ銭湯に生まれ変わりました。渋谷駅・恵比寿駅から徒歩圏内というアクセスの良さも魅力です。黒を基調とした浴室にはライトアップされたペンキ絵が広がり、オートロウリュ搭載のサウナや軟水の浴槽など設備も充実。高性能ドライヤーやアメニティ販売も揃っており、都心観光の帰りにも立ち寄りやすい銭湯です。
墨田区・押上
東京スカイツリーのすぐそばに位置する、昭和24(1949)年創業の銭湯。和モダンな雰囲気の浴場には富士山のペンキ絵が描かれ、大露天風呂からは銭湯の煙突と東京スカイツリーを同時に眺めることができます。遠赤外線サウナのほか、銭湯では珍しいスチーム塩サウナも備えています。スカイツリー周辺の観光とあわせて訪れるのに最適な立地です。
墨田区・錦糸町
昭和22(1947)年創業の銭湯が、2015年に5階建てビルへリニューアル。源泉かけ流しの天然黒湯温泉を楽しめます。4階は洞窟風、5階は開放感のある空間と、フロアごとに異なる雰囲気が楽しめます。どちらの半露天風呂からも東京スカイツリーを望むことができ、葛飾北斎の浮世絵をモチーフにした富士山のペンキ絵など、アート好きにも見どころの多い銭湯です。
港区・表参道
表参道駅から徒歩約2分という好立地にある、明治時代創業の老舗銭湯。2008年のリニューアルで清潔感のある都市型銭湯に生まれ変わりました。全館で軟水を使用し、高濃度炭酸泉・シルク風呂・ジェットバスなど多彩な浴槽を備えています。タオルレンタルやアメニティ販売が充実しており、手ぶらで立ち寄れるため、表参道・青山エリアの観光やショッピングの帰りにも利用しやすい施設です。
新宿区・新大久保
新大久保駅から徒歩約5分の路地裏に佇む、「都心のかくれ湯」をコンセプトにした銭湯。鳥居型の門をくぐると、木をふんだんに使った和の空間が広がります。鶴のタイル絵や障子窓がレトロな雰囲気を演出し、軟水を使用した沸かし風呂や電気風呂、シルク風呂を楽しめます。フェイスタオルの無料貸し出しがあり、手ぶらでも気軽に利用できます。
台東区・三ノ輪
三ノ輪駅から徒歩約11分、下町情緒あふれる商店街沿いにある銭湯。浴槽だけでなくシャワーやカランにも天然温泉を使用しているのが特徴です。名物の「どんぶり湯」と呼ばれる釜風呂や、ナノファインバブルを使用した露天風呂など、ユニークな設備が揃っています。サウナも完備しており、フィンランドのサウナブランド「Helo」のストーブを使用した本格的なサウナを楽しめます。
銭湯は、東京の街歩きとの相性が抜群です。湯上がりの体で下町の商店街をぶらりと歩いたり、近くの公園でひと息ついたりと、銭湯をきっかけにした散策コースを楽しむことができます。
Q. 銭湯は手ぶらでも行けますか?
施設によって異なりますが、タオルやシャンプー類を販売・レンタルしている銭湯も多くあります。「手ぶら利用OK」と案内している施設もあるため、事前に公式サイトで確認しておくと安心です。
Q. 銭湯では水着を着ますか?
一般的な銭湯では水着を着用せずに入浴します。施設ごとの案内に従いましょう。
Q. サウナは別料金ですか?
銭湯によっては、入浴料とは別にサウナ料金が必要な場合があります。施設によって料金体系が異なるため、訪問前に確認しておくことをおすすめします。
Q. タトゥーがあっても利用できますか?
施設によって対応が異なります。タトゥーを理由に入浴をお断りしている施設もあるため、利用前に公式サイトや店舗へ確認しておくことをおすすめします。
Q. 子ども連れでも利用できますか?
利用できる施設も多いですが、年齢制限や混浴年齢、サウナ利用条件などは施設によって異なります。小さなお子さんを連れての利用は、事前に施設へ確認することをおすすめします。
掲載情報は取材・調査時点のものです。営業時間・料金・定休日は変更になる場合があります。訪問前に各施設の公式サイトでご確認ください。
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